仙台市のビル解体の相場をまとめました。
解体の内訳や、解体を安くするための3つのポイントをご紹介します。
目次
ビルの構造は鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造があります。
一番メジャーな造りは鉄筋コンクリート造です。
造りによっては相場が大きく変わるので、解体前に構造は確認しておきましょう。
鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
---|---|---|
4~7万円 | 5~8万円 | 7~10万円 |
木造の住宅と比較すると、解体費用は高額になりますし、階数が多い分、費用も多くなります。
例えば鉄筋コンクリート造の三階建てともなると平均して1,000万円以上の解体費用が必要になります。
ビル解体費用の内訳をご紹介します。
項目 | 割合 | 内容 |
---|---|---|
解体費 | 30~40% | 解体にかかる費用 |
仮設工事費 | 10~20% | 養生、足場、仮設トイレなど |
整地費 | 10% | 解体後の整地にかかる費用 |
産業廃棄物処理費 | 40~50% | 産業廃棄物の運搬・処理にかかる費用 |
諸費用 | 10% | 事務手続き等 |
ビル解体の費用の内訳をみると、実際に解体にかかる費用よりも廃棄物の処理に費用がかかっているのがわかりますね。
産業廃棄物は処理・運搬するのには費用がかかりますし、解体業者がさらに下請業者を雇う場合にはそのための許可が必要になります。
また、整地の程度によっても費用が変わります。
ビルの解体ともなると、養生は布で覆うだけではなく、一般人が入ってこないように仮囲いをする必要もあります。
誰でも簡単にできる、3つのポイントで安全に安くビル解体をしましょう。
見積もりの時にビルの図面を用意しましょう。
ビルの解体の場合、どんなに現地調査をしても目に見えない部分が多く、実際に解体してみないとわからないことが多いです。
図面で確認すれば「どんな工法なのか」や「建材」や「壁の中」などがわかります。
アスベストの使用についても図面に表示があれば事前に費用がわかりますね。
解体業者はなるべく追加費用がかからないように、多少高めに見積もることがありますが、図面を見ればより正確に見積もりが作ることができ、実際に安く済ませることができます。
解体工事にも繁忙期があります。
繁忙期は割高になることも多いため、安く解体したいなら繁忙期は避けましょう。
一般的は繁忙期は12月から3月に集中しています。
反対に閑散期は4月から6月に当たります。
これは4月の新生活に向けて準備する人が多く、決算や年度の関係もあります。
6月は雨期にあたるため、建設業界は休みがちで依頼をそもそもでずらしていることも考えられます。
ねらい目は4月と言えます。
コストを抑える際の鉄則ですが、相見積もりをすることが費用を抑えるポイントです。
しかし何社からも見積もりをもらっても混乱するだけですし、事前に口コミなどで調べて、信用がありそうな業者に絞ってから見積もりを依頼しましょう。
相見積もりで業者同士で競い合わせようとすると、業者との信頼関係も崩れてしまいます。
節度ある相見積もりをすることをおすすめします。
ビルの解体は非常に高額なため、業者選びは重要です。
安さだけではなく、解体業者の人柄も一緒にみるようにしましょう。
また、建設業などの解体に必要な許可を得ているのかも重要な判断基準になります。
当サイトでは仙台市で解体工事ができるおすすめの解体業者をご紹介してるのでぜひご確認ください。