どんなサンルームがあるのか、その種類と費用を知っていますか。
サンルームがあると生活空間やスタイルが変わります。
新築時にサンルームの費用感を把握して予算をしっかり組み、イメージ通りのサンルームを手に入れましょう。
新築時にこそ知っておきたい「サンルームのいろは」をご紹介します。
目次
サンルームとは、大きなガラス窓をめぐらし、日光がよく入るようにした部屋のこと。
コンサバトリー(温室)とも呼ぶ人もいます。
リビングの外側につけて、リビングをより広く快適に使うことが多いです。
サンルームは使い方次第でさまざまな活用方法があります。
リビングにつなげて設置をし、テーブルや椅子をおいて家族がくつろげる空間を演出できます。
日中は気持ちよく日向ぼっこ、夜は星空を眺めながらのんびりできますよ。
日光が十分に降り注ぐのでガーデニングにも最適です。
忙しい人の悩みの種である「天候に左右される洗濯物」も、サンルームがあれば解決。
日光がふんだんに入ってくるのでランドリールームとして活用できます。
赤ちゃんのいるご家庭や、花粉症の方も安心して干せますよ。
ランドリールームを主要に考えている場合はバルコニーに設置するのもいいですね。
ペットがいれば、ペット専用部屋としても活用できます。
動物は日光浴が大好きなのできっと大喜びです。
サンルームは後から増設もできる手軽な外構ですが、場所によっては新築時に計画したほうが自由に設計できます。
庭などにウッドデッキを建てて、その上にサンルームを造ります。
すると、窓を全体的に開けたときはウッドデッキの屋根のような構造になり、庭へのアプローチが簡単になります。
(ウッドデッキがなくても足をつけて高さを合わせることも可能です。)
ガーデニングをするならば、この方法なら土の処理も楽になりますね。
バルコニーに合わせてサンルームを造ります。
これは新築時に計画する方が完成がとてもきれいですね。
主な目的がランドリールームです。
室内とはいえ、一階に洗濯物を干すのに抵抗がある人には上階のバルコニーがおすすめです。
上階の場合は設置するのに吊り上げ作業があるので、専用の重機が必要になり、割高になるほか、そもそもでバルコニーに屋根がついていたりすると、工事の内容がかわっていきます。
そのため、新築時に一緒に考えることをおすすめします。
サンルーム相場は50万~100万円です。
大きさやメーカー、機能によっても金額が変わりますが、一般的な部屋の増設と比べると、工事が簡単で、工期が短いことから値段は安くすみますよ。
サンルームの費用をタイプ別でまとめました。
一般的なサンルームの形状です。
テラス屋根にサッシをはめ込んだ簡単なつくりのサンルームです。
バルコニーに付随して作るものなので価格が抑えられます。
一階から柱を立て、まさに増設のような形状のものは費用が高くなります。
ガーデンルームはウッドデッキの上に作るのか、基礎部分からサンルーム専用で作るのかによって大きく費用が変わります。
200万円を超えるものもあります。
窓を折戸にするなど、デザインが自由自在です。
設置費用は10~20万円ほどです。
上階の場合は吊り上げる必要があるのでさらに5~7万円ほどかかります。
サンルームを活用して生活を豊かにしましょう。
台風にも強く設計されているので安心してください。
普段のプチストレスの解消もできる、癒しの空間を手に入れましょう。
サンルームは後からでも取り付けられますが、外壁に穴をあけることもあるので、家の保証がきかなくなってしまうケースがあります。
そんな失敗をしないように、新築と一緒に計画したほうがよいでしょう。