どんな芝でお庭を整えたいですか?
どんな芝があるのかと、その費用を把握した上で、新築時に一緒に設計をすれば「予算オーバーで満足がいく外構ができない」なんて失敗はしません。
新築時にこそ知っておきたい「芝のいろは」をご紹介します。
目次
芝には「天然芝」と「人工芝」の2種類あります。
お手入れの方法や、費用について比較してみましょう。
天然芝はその名の通り天然の芝生です。
根が張るまで時間がかかるのと、天然なので放置すると長くなります。
冬には枯れ、春さきにまた青々とした芝生になるので季節を感じられます。
・季節を感じられる
・ふかふかな肌触り
・天然である
・コストが安い(人工芝の10分の1ほど)
・手入れが大変で年に5~8回ほど芝刈りが必要
・冬は枯れてしまうので寒々しい
・日当たりが悪いとうまく生えない
人工芝は天然芝と違い、手入れが必要ない代わりに初期費用が高いです。
一生ものではないので注意が必要です。
人工芝は天然芝よりも強く、簡単には壊れません。
季節問わず、緑のきれいなお庭にできます。
・一年中変化がない
・手入れが不要
・強い
・日当たりに関係なく敷き詰められる
・防草シートを張らなくてはいけず、コストがかかる
・一生ものではなく、経年により葉が寝てしまう
・バーベキューなどの火気はNG
天然芝と人工芝それぞれの費用をご紹介します。
材料費では、1平米あたり500~1,000円ほどです。
芝にも種類があるので、種類によって値段が変わります。
年に数回の芝刈りと、美しさを保つために肥料を与えたりします。
梅雨時期以外では水やりも必要です。
材料費では、1平米あたり5,000~8,000円ほどです。
人工芝は材質や長さがさまざまです。
より天然芝に近いものほど費用がかかります。
整地は天然芝でも必要ですが、人工芝の場合は根を張る必要がないので整地をしてさらに地面を固めます。
この作業を怠ると仕上がりが悪くなってしまいます。
雑草が生えて人工芝を押し上げてしまうとデコボコしてきてしまうので、それを防ぐために「防草シート」を敷きます。
防草シートの価格は相場で1平米300円ほどです。
庭にどんな表情をさせたいですか。
どんなに素敵な外構で整えても殺風景な土のままだと寂しいですよね。
芝で整ええてみてはいかがでしょうか?
芝を敷き詰めるでもいいですし、部分的に取り入れるのも素敵ですね。
新築時に芝も一緒に計画しましょう。