新築外構でトラブルにならないための注意点をまとめました。
外構のトラブルの特徴と合わせて確認しましょう。
目次
外構のトラブルは大きく分けると、「外構業者とのトラブル」と「近隣とのトラブル」があります。
それぞれどんなトラブルがあるのか見ていきましょう。
予定していた工事期間を過ぎても工事が完了しないトラブルです。
外構業者の質の悪さが原因です。
職人の数が足りないのに無理して契約をとったり、他の現場でなにかしらのトラブルがあったのだと思われます。
見積もり時より多く請求されると驚いてしまいますね。
工事中に「こうしたほうがいいですよ」と提案されて、「ではそれでお願いします」なんて答えてしまい、精算時に初めて追加料金を聞かされるトラブルです。
業者からしたら追加料金の承諾のつもりでも、施主にはしっかり伝わっていませんね。
これでは勝手な追加請求と思われても仕方ありません。
商品保証やアフターサービスについてのトラブルがあります。
引き渡し後に発覚した破損や不備について対応してくれないと困ってしまいますね。
工事の際に粉塵が舞い、隣家の洗濯物についてしまったり、工事時間帯の配慮がなく騒音問題として苦情がきてしまうトラブルです。
工事の振動で隣家にヒビが入ってしまうようなトラブルです。
作業員の失敗で損傷してしまうこともあります。
周辺の交通の妨げになってしまうトラブルです。
通常は公道を利用する際は道路使用許可を申請して、自動車などの交通整備が必要な場合はその交通整備の人員を手配をしなくてはいけません。
トラブルに巻き込まれないために注意する点を3つにまとめました。
契約を行う前に以下の点を細かく確認しましょう。
見積もりの内容の確認と、変更や追加請求についての規定をしっかり確認しておきましょう。
追加請求についてはその都度見積もりを出しなおしてもらうのがよいです。
商品ごとの保証の有無と、保証年数を確認しましょう。
アフターサービスについての規定や、もし商品に不備が確認されたときの対応方法などもしっかり確認しましょう。
工事賠償保険という保険があります。
一工事単位で加入できる保険もあるので、加入していないようなら加入してもらいましょう。
工事中の事故の保証をしてくれるので、万が一があっても不満の残らない対応ができるはずで。
近隣への挨拶について確認しましょう。
いつ、どの家に挨拶をするのかは確認をしておくと、事前に「いつ頃に業者が挨拶に参ります」と伝えることができます。
工事開始と終了のタイミングだけではなく、可能な限り現場を見に行くとよいでしょう。
疑問ができた時にすぐに質問することで工事終了ごのトラブルを防ぐことにつながりますよ。
近隣への挨拶は、業者よりも先に行き、事前に業者や工事の情報を伝えると印象良く工事を始めることができます。
工事内容と家の近さによっては、洗濯物を干さない方がいい日もあるでしょう。
そのような予定を事前に伝えることができれば、隣家の人も気持ちよく了承してくれるでしょう。
工事期間中の連絡先なども伝えておくと、「何かあってもちゃんと対応してくれる」という安心感を与えることができますよ。
基本的にはなくてもよいものですが、あればより好印象を得られます。
業者が用意するのは大抵はタオルが多いので、消耗品など他のものにするか、業者と打ち合わせをしてかぶらないようにしましょう。
挨拶の範囲は一般的には「向こう三軒両隣」なので、周辺状況にもよりますが8件ほどです。
8件ともなると費用がかさみますし、もらった側も受け取りやすい金額で500~1,000円程度が無難ですね。
外構トラブルは絶対に避けたいもの。
注意点を確認しながらトラブル回避してくださいね。
トラブル回避に協力してくれないようならば、業者を変えるのもよいでしょう。
しっかり対応してくれる業者に外構工事を頼むこと大切です。