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新築外構「玄関アプローチ」が
危険になる失敗例

新築外構「玄関アプローチ」が危険になる失敗例

家の顔である玄関まわりで人気の玄関アプローチ外構には、思わぬ失敗があります。

中でも危険を伴う失敗例も。

失敗の具体例と対策についてご紹介します。

導線が悪く使いづらい

駐車場から玄関までの導線を考えていなかったため、車から降りたら一度道路に出る必要があるという失敗があります。

道路が車道の場合、小さなお子様だと飛び出してしまう危険も伴います。

他にも、雨の日に車を使った時に、駐車場から玄関まで傘が必要になりますね。

使い勝手が悪いと日々のストレスとして蓄積されていきます。

実際の生活をイメージして導線を決める

実際の生活をしっかりイメージしてから導線を決める必要があります。

例えば雨の日雪の日など天候のパターンや、家族計画ではベビーカーを使うとき・子供が大きくなって自転車を使うようになった時などですね。

設計図でみるのと、実際に歩いてみるのとは印象がかわるのでできれば現場でシュミレーションしてみるのが良いでしょう。

スロープにしたらスペースが狭くなった

将来を見据えて玄関アプローチをスロープにしたところ、他での活用スペースが狭くなってしまう失敗です。

スロープは緩やかな坂を作るために距離が必要です。

階段の倍以上のスペースを使うので土地を圧迫します。

そのために駐車場のスペースを狭くしたり、駐輪場を諦めたりしなくてはいけない場合があります。

しかし、将来を見据えたはずなのに結果的に使わなない可能性もありますね。

スロープが今必要なのかどうかを考える

スロープはとても便利ですが、他でスペースを活用したいのであればスロープを諦める選択も考慮しましょう。

自転車を玄関内に収納したいだけであれば、階段に取り付けられる階段スロープを使えばスペースも取らずに有効に活用できます。

タイルが滑りやすく危険

玄関アプローチではコンクリートやタイルを使ったり、デザイン性でも様々な種類やスタイルがあります。

しかし素材選びを間違えてしまうと滑りやすく危険な場所になってしまうので注意が必要です。

タイルはメンテナンスが簡単で汚れが落ちやすいですし、汚れてしまってもスポンジで水洗いをすれば大抵は綺麗になりますが、滑りやすく危険な素材が多いです。

素材で選ぶか滑り止め加工をする

滑りにくい素材を選ぶか、滑り止め加工があるものを選びましょう。

デザイン性もありながら滑り止めの加工がある商品はたくさんあるので、滑りにくい商品をぜひ活用してください。

他にも日当たりが悪いとコケが生えてしまって滑りやすくなることもあるので、玄関アプローチの位置設定も大切なポイントです。

植栽の手入れを怠り防犯性が下がる

玄関アプローチに植栽をした場合、手入れを怠ると死角になりやすく防犯性が下がります。

また、葉が枯れて落ちるような植物だと落ち葉の手入れも大変です。

手入れが簡単な常緑樹にしよう

常緑樹は手入れがほとんど必要ありません。

一年中緑色なので玄関アプローチのイメージが季節で変化してしまうこともありません。

常に新しい葉ができていくのですが、葉自体の寿命が2~5年と長いのが特徴です。

落ち葉を気にする必要がほとんどありません。

また普通の木と違い、サイズが小さいので剪定に脚立を用いる必要がないほどです。

まとめ

玄関アプローチを計画するときは、「本当に今必要な形状にする」ことと、「生活のイメージを状況別でする」ことが大切です。

天候や、家族構成は変わっていくものなのでそれぞれの状況をイメージしておくことが重要です。

滑り止め加工がされているからと言って、汚れが落ちにくい素材だとメンテナンスが大変になってしまいます。

イメージを崩さずに実現可能か、どんな素材がいいのかを、外構業者に直接依頼をして相談するといいですね。