新築外構の正しい依頼のタイミングをご紹介します。
「早いすぎる」や「遅すぎる」と何が問題なのか、段階別で解説していきます。
目次
外構業者に外構を依頼するベストなタイミングは「建設中」です。
パターン別で対応が変わってきます。
一般的に建設にかかる期間は3~6か月程度ですが、計画を立てるのは新築と同時が好ましいです。
新築を計画している段階なら焦らなくても大丈夫です。
ハウスメーカーに外構は直接依頼する旨を伝え、外構業者に問い合わせをしておきましょう。
基礎工事完了後にあらためて見積もりを依頼します。
(※外構業者の指示がある場合は見積もりを先にしても問題はありません。)
外構業者は建設には携わらないため、基礎が完成した後の方が都合が水道の位置やガス管の配管がわかるので都合が良いです。
新築の建設が始まっていて、ハウスメーカーと外構部の契約をしていない場合なら、すぐにでも外構業者に見積もりをしてください。
見積もりに納得できるまで何度か打ち合わせが必要になることがあります。
もし、外構部をハウスメーカーに依頼している場合は残念ながら他に依頼することはできません。
すでに新築が完成していて、外構部をハウスメーカーに依頼していない場合はすぐにでも外構業者に依頼が可能です。
建売住宅の場合もこれに当たります。
建売の場合はある程度外構ができている物件もありますが、問題ありません。
追加工事を依頼しましょう。
外構工事の見積もりに必要な情報は、「外構部の広さ」「外構の内容」「建物の完成までの期間」です。
建物の基礎が完成すれば、上下水道の位置、ガス管の位置がわかるので業者がプランを立てやすくなります。
また、建物によりますが、稀に建物の基準の高さが変わることがあり、その場合は玄関アプローチの長さやフェンスの高さなどの調整も必要になります。
建物が完成してから外構工事の依頼をすると、外構部が土のままの状態が続きます。
引っ越しが先延ばしになることで、今住んでいる物件の契約にも影響がでてしまいます。
住み始めることができても、駐車場の土で周囲が汚れたり、ポストがなく郵送物が受け取れないなど、さまざまな不便が発生します。
完成後の方がイメージしやすいのは確かなのですが、住み始めるタイミングはしっかり計画することが大切です。
外構工事は費用が嵩みます。
新築でローンを組む場合、ある程度手元にお金がないと不安になりますよね。
その場合は無理をして一度に工事をまとめなくても大丈夫です。
基本的にはまとめて依頼したほうが値引きもしてもらいやすいですが、新築に住むと初めの数年間は意外と出費が増えます。
ハウスメーカーに依頼をした場合は一括で注文する必要がありますが、外構業者と直接取引をする場合は分けて依頼が可能です。
生活が落ち着いてから再度依頼をしてもOKなので安心してください。
外構工事の見積もりはどんなに早くても、新築の図面が完成してから問い合わせをしましょう。
建物の基礎が完成してから見積もりを取ることでスムーズに工事することができますね。
新築を計画し始めたタイミングで外構業者を探しておくとスムーズに問い合わせができますよ。